第一章~第六章【闘病の基本のストーリー】

第一章~第六章【闘病の基本のストーリー】

第五章 「抗がん剤の終わりと、人のぬくもり」

抗がん剤が終わった12月2日抗がん剤が始まったのは六月。そして終わったのは十二月だった。半年という時間は、カレンダーの上ではそれほど長くない。けれど、私にとってはとても長い時間だった。最後の点滴が終わったとき、胸の奥に広がった気持ちを、うま...
第一章~第六章【闘病の基本のストーリー】

第四章 「2015年6月 抗がん剤開始」

抗がん剤と心の崩壊抗がん剤治療は、想像していた以上に過酷なものだった。今振り返れば、よくあの時間を乗り越えられたものだと思う。十年以上が経った今だからこそ、そう思えるのかもしれない。当時の私は、ただ必死だった。腫瘍内科の奥にある抗がん剤治療...
第一章~第六章【闘病の基本のストーリー】

第三章「通院をしながら働くということ」

週5日、働きながらの治療コールセンターでの新しい仕事私は派遣社員として、コールセンターで働くことになった。自宅からは私鉄と地下鉄を乗り継いで片道40分の大阪市内のビジネス街。事前研修は、渡された書類を各自で黙読しておくという簡単なものだった...
第一章~第六章【闘病の基本のストーリー】

第二章 「帰国、そして病院探し」

もう、以前と同じ人生には戻れないということ。日本へ戻った日の不安オーストラリアを離れ、日本へ帰る決断をしたとき、私の胸の内には言葉にしようのない不安が広がっていた。これから自分の人生がどうなっていくのか。正直なところ、まったく想像がつかなか...
第一章~第六章【闘病の基本のストーリー】

第一章 「オーストラリアでの突然のがん宣告」

複雑な家庭環境で育った私は、人生を変えるためオーストラリアへ渡りました。メルボルンでの自由で充実した日々、夢に向かって進んでいた矢先、突然の「がん宣告」。海外での闘病の始まりを綴る第一章。